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転倒予防のためのボールを使った運動 – 2

腹筋・背筋・大臀筋・ハムストリングスの強化

いま高齢者の身体機能の低下からくる転倒が問題になっています。
転ばぬ先の杖として、どこででもできるボールを使った簡単な運動を日課に 取り入れてみてはいかがでしょう。

森島健理学療法士 (東京衛生学園リハビリテーション学科)

この運動はバランス、筋力、柔軟性の3つの要素を強化します。各運動は最初3~5回をめどにして、徐々に自分に合った回数に増やしていきます。

1−仰向けになりお尻の下にボールを置く。

2−お尻でボールを強く押す。

ポイント

ボールの空気量を調節することで負荷の量を簡単に変えることができます。1の姿勢をとることやお尻で強く押すことが難しい場合は、ボールの空気を少し抜くとよいでしょう。また両手を広げると安定します。

鍛えられる部位