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ナースの知恵袋 – 14

「楽しみながら…」が一番の健康法

町田みち子看護師 (東京衛生学園専門学校看護学科)

人間誰しも、いつまでも健康で暮らしたいと願っています。健康を維持するために、日ごろから気をつけておきたいポイントがあります。それは「運動・栄養・精神」の3つの側面から考えていくことです。なんだか難しそうに思われがちですが、工夫や心がけ次第で意外と簡単にできるものです。
運動というと、ジョギングしたりジムに通ったりすることをイメージしますが、日常生活の中でも十分カロリーは消費できます。次に示すように、家事や日常動作で想像以上にカロリーが消費されているのです。

・起立 30分 (約45キロカロリー)

・自転車で買い物 10分 (約36キロカロリー)

・掃除 10分 (約30キロカロリー)

・階段の昇り降り 5分 (約30キロカロリー)

※体重60キロの女性の場合

電車やバスではなるべく立つよう心がけ、歩くときも背筋を伸ばして早足で歩くようにすれば、ずいぶんカロリー消費量は違ってきます。
栄養については、毎日毎食、食材や調理法について気を遣いすぎると長続きしません。そこで一週間単位で考えるようにします。食べすぎたと思ったら翌日は食べる量を減らし、天ぷらやフライを食べたらその週は油ものを控えてみるといったように、一週間の中でバランスをとるようにすれば、あまり苦痛にならないでしょう。
精神面では、1ヶ月に1日でも快いと感じることをやってください。散歩をする、絵を描く、ゴロゴロするなど、好きなことや快いと感じることは人それぞれ違います。人に勧められたことよりも、自分が快いと感じることをするのが一番です。
最初は「今回は絶対に頑張ろう」という気持ちで始めても、ついつい3日坊主になってしまうことがよくあります。しかし、3日坊主でもいいのです。3日坊主を繰り返していけば、何もしないよりはましです。それくらいの気持ちで臨んだほうが、案外長続きするものです。無理をせず、楽しみながら自分のできることをやるのが、1番の健康法になります。